フィナステリド錠で抜け毛対策!

薄毛は辛いですよね。「遺伝だから治らない」「歳だから仕方ない」とあきらめている方は少なくないでしょう。しかし、あきらめるのはまだ早いです!薄毛治療の研究開発が進んでいる今、「フィナステリド錠」が注目を浴びています。「フィナステリドって何?」という方が多いと思いますので、どのようなものなのか一緒にみていきましょう。

フィナステリドとは?

プロペシア錠の“有効成分”

AGA治療薬として有名なのが、メルク・アンド・カンパニー社の「プロペシア錠」です。その有効成分が、フィナステリドになります。つまり、プロペシア錠=フィナステリド錠です。

有効成分であるフィナステリドを配合した「AGA治療薬」は、プロペシア錠以外にもあります。
2015年にファイザー株式会社が、プロペシア錠の後発品(ジェネリック)として発売したのが、「フィナステリド錠0.2mg「ファイザー」」と「フィナステリド錠1mg「ファイザー」」です。

ジェネリック品は製薬会社が製造販売している“本物の薬”なので、安全でちゃんと効果もあります。注意したいのは、ジェネリック品ではなく“コピー品(偽物)”です。正規品に似せたパッケージになっていますが、中身は全くの別物です。治療効果がないどころか健康被害を招く恐れがあります。
インドなどでは“プロペシア錠のコピー品”が出回っています。プロペシア錠(フィナステリド錠)をインターネットの個人輸入で購入しようと考えている方は、「粗悪なコピー品を掴まされる可能性がある」ということを覚えておきましょう。安全を第一に考えるのなら、“正規ルート”である「クリニック」で処方してもらうのがベストです。

製薬会社「メルク・アンド・カンパニー」が開発

先に少し述べましたが、フィナステリド錠で最も有名なのは、アメリカのニュージャージー州にある製薬会社「メルク・アンド・カンパニー」が開発し製造販売している「プロベシア錠」です。

他の製薬会社が製造販売しているジェネリック品にも同じ働きがありますが、「はじめてAGA治療を行なう」という方であれば、実績のあるメルク・アンド・カンパニーのプロベシア錠(フィナステリド錠)がおすすめです。

ノコギリヤシから抽出したエキスを化学合成したもの

フィナステリドは、大西洋岸平野からメキシコ湾岸低地に自生しているノコギリヤシ(植物)から抽出されたエキスを化学合成して作られています。

男性ホルモンを抑制する働きがある

AGA(男性型脱毛症)は、男性ホルモンである「5-αリダクターゼ」が「ジヒドロテストステロン」に変換されること引き起こされます。つまり、ジヒドロテストステロンの元である5-αリダクターゼを抑制すれば、AGAを治療できるのです。この重要な役を担ってくれるのが、フィナステリドです。

男性ホルモンを抑制することで、薄毛を改善させる働きがある

フィナステリドを配合した内服薬・外用薬は、ともにAGA治療に有効です。そのため、フィナステリド錠以外に、育毛剤や育毛シャンプーも販売されています。外用薬に配合されているフィナステリドは、頭皮の毛根から吸収されて内服薬同様の効果を発揮します。
これらの製品は、AGA治療を専門に行なっているクリニックで購入可能です。

フィナステリドの副作用

どのような薬にも副作用のリスクはあります。フィナステリドも例外ではありません。プロペシア錠(フィナステリド錠)やフィナステリドを配合した外用薬にどのような副作用があるのか、みていきましょう。

副作用1 性機能の低下

まず、1つ目の副作用は性欲減退・勃起機能の低下・精子減少などの“性機能の低下”です。
副作用の発症率(AGAルネッサンスクリニックからの出典)は以下になります。

・性欲減退   1.8パーセント
・勃起機能の低下   1.3パーセント
・精子減少   1.1パーセント

100人に2人いるかいないかの割合です。
AGA治療薬には男性ホルモンを抑制する働きがあるため、精子減少はあり得ます。ただし、服用を中止することでこれらの副作用が改善されることも報告されています。子作りを予定している方は数ヵ月間の“休薬期間”を設ければ特に心配はありませんが、念のため医師と相談して服用の計画を立てるようにしましょう。

副作用2 うつ症状

発症率は1%と非常に少ないのですが、「少なくともリスクはある」ということは覚えておきましょう。
男性ホルモンにはやる気を促す効果があるので、それが減少することで気分が落ち込むことは十分考えられます。フィナステリド錠の服用期間中に気になる気分のムラがあれば、カウンセリングを受けましょう。

副作用3 肝機能への影響

フィナステリド錠は内服薬のため、代謝を司る“肝臓”に少なからず負担が掛かります。
また、副作用の出方には個人差があり、出やすい方もいれば全く出ない方もいます。お酒が弱い方は肝臓の代謝機能が弱いので、副作用が出やすいです。気になる方は、事前に医師に相談してから服用するようにしましょう。

副作用4 初期脱毛

最も気になる副作用が、「初期脱毛」だと思います。
「そんな副作用があるなんて、今はじめて知った」という方も少なくないでしょう。
「初期脱毛(抜け毛)」について詳しく説明します。

フィナステリドで抜け毛が増えるって本当?

初期脱毛とは?

通常、フィナステリド錠を服用していない人で1日に抜ける毛髪の量は平均50~100本前後と言われていますが、フィナステリドの服用を開始して初期脱毛が起ると、その数倍(200~300本ほど)は抜けるようです。
初期脱毛は、フィナステリド錠を服用しはじめた直後から3ヶ月目にかけて起きます。

抜け毛を防ぎたくてフィナステリド錠を服用するのに、大事な毛髪が抜けてしまうというのは気が気じゃないですよね。中には、初期脱毛に驚いて治療を途中でやめてしまう人もいます。「初期脱毛は薬が効きはじめている証拠」と覚えておきましょう。

初期脱毛が起きる原因

なぜ初期脱毛が起るのかは、残念ながらまだ解明されていません。

諸説ありますが、そのうちの1つは「新しい髪に十分な栄養を与えるために、古い毛髪を抜けさせる」です。そして、2つ目は「毛周期が正常に戻り、古い髪の毛が押し出されるため」です。

フィナステリド錠を服用したほとんどの方に現われる初期脱毛。この副作用はあくまでも一時的な“好転反応”であるため、あまり心配しないようにしましょう。

初期脱毛が起きたときの対策

フィナステリドの「外用薬」は内服薬より副作用が弱いため、フィナステリド錠から外用薬に切り替えるという方法もあります。また、フィナステリドとミノキシジルを併用することで、副作用を緩和しながらAGAの治療効果を高めることも可能です。

もう1つ、初期脱毛(抜け毛)が起きたときに気になるのが、「見た目」ですよね。
抜け毛は一時的なものなので、帽子やヘアスタイルで隠すという方法が有効です。
仕事上帽子を被れないという場合は、髪型を工夫してみてください。“毛先が立つ短いヘアスタイル”は年齢問わず人気なので、薄毛隠しだとは気付かれにくいでしょう。
逆に避けたいのは、毛量の少なさをより際立たせる“ペタッとした長めのヘアスタイル”です。

フィナステリド錠による抜け毛は心配不要!

フィナステリド錠を内服して起る抜け毛(初期脱毛)は、治療が進めば自然と治まっていきます。抜け毛が起こった際は、「薬がちゃんと聞いている証拠」「新しい毛が太く長く丈夫になるために起きている」と逆に喜びましょう。
クリニックで医師と立てた治療計画通りにフィナステリド錠を服用していけば、フサフサの髪になれるはずです。