薄毛の治療薬「プロペシア」を飲むと「初期脱毛」が起きる?!

AGAは進行性の病気!治療には専用の薬が必要

AGAは進行性の病気で、放置すると症状は酷くなります。治療には専用の医薬品が必要となりますが、薬なので通常の薬と同じく副作用があります。副作用と聞くと不安に感じてしまいますが、治療では副作用の症状も含め、薬と上手に付き合うことが重要となります。
そこで今回は、「プロペシア」というAGA治療薬の副作用についてご紹介します。副作用が起きる仕組みや対応方法を知らないと、誤った判断をしてしまう恐れもあるので確認していきましょう。

プロペシアの初期脱毛は喜ばしいこと

AGA治療薬で使用される「プロペシア」。薄毛の原因である男性ホルモンの働きを抑え、AGAの進行を防ぐ効果があります。AGA予防にも使用される薬ですが、じつは副作用で「初期脱毛」の症状が現れることがあります。

薄毛の治療薬で、「薄毛」になるってどうゆうこと?!


まるで逆効果の副作用が起きるプロペシアですが、服用後「初期脱毛」の症状が現れるのは、AGA治療では喜ばしいことです。丈夫で健康な髪が生えるためには、先に生えている弱った髪の毛の抜け落ちが必要となります。この頭髪のヘアサイクルが、プロペシアを服用することで促されるのです。初期脱毛があるということは、薬が効いてきた証拠になります。

初期脱毛の症状


初期脱毛とは、AGA治療を開始してから、効果が現れる」までの間に一時的に起こる脱毛症状のことです。新しい髪が、成長を終えた古い髪を押し出すことにより髪の毛が抜けていきます。

髪の毛が抜けても薬は飲み続けて!

通常の抜け毛よりも2倍以上髪の毛が抜けるため、プロペシアを服用後、不安になる人も少なくありません。驚いて薬の服用を止めてしまうと、逆効果になるので気をつけましょう。

プロペシアで毛が抜ける仕組み

プロペシアで髪の毛が抜けるのは、頭髪のヘアサイクルと関係しているからです。

頭髪のヘアサイクル


髪の毛は、次のヘアサイクル期間を得て成長していきます。

・成長期→新しい髪が生えて成長している期間
・退行期→毛髪の成長が止まる期間
・休止期→毛髪の成長が止まり、抜け落ちるのを待っている時間

AGAは「成長期」に影響を与えている

AGAを発症すると、ヘアサイクルの「成長期」が大幅に縮小されるため、髪の毛が十分に成長しないまま、すぐ抜け落ちてしまいます。

プロペシアはヘアサイクルを正常に整えてくれる

プロペシアはAGAで乱れたヘアサイクルを整え、正常な髪の成長を促します。初期脱毛が終われば、今度は太くしっかりとした髪の毛が生えてくる「成長期」がやってきます。初期脱毛で髪が抜けても、不安になる必要はありません。これから生えてくる髪の毛を楽しみにしましょう。

初期脱毛がある人とない人の違い

プロペシアを服用しても、初期脱毛の症状が現れない人がいます。割合的には少なく、全体の2割~3割程度です。薬が効いていない可能性もありますが、それ以外の理由も考えられます。

初期脱毛がない人の特徴


・ヘアサイクルの乱れがもともと少なく、初期脱毛の症状がほとんどない。
・古い髪の毛が抜けきっているため、初期脱毛が起きない。
・プロペシアを服用する前に、髪の毛が「休止期」に入っていて抜け毛が多かった。そのため、プロペシアによる初期脱毛が起きているのかがわからない。

プロペシアは、長い期間服用することが大切

AGA治療の内服薬は、長い期間使用しながら効果を見極めることが大切です。プロペシアも、服用後「初期脱毛」の症状がなくても、頭皮ではヘアサイクルが正しく行われている場合もあります。ゆっくり効果を確かめていきましょう。

初期脱毛の期間

初期脱毛が、AGA治療に置いて喜ばしい症状ということはわかりました。しかし、初期脱毛の期間はどのくらいあるのでしょうか。

初期脱毛が始まる時期


多くの方が、プロペシア服用後1週間~2週間で初期脱毛を実感しています。場合によっては、1カ月後に現れる人もいます。

初期脱毛の期間


目安としては、1ヵ月程度です。プロペシア服用前に髪の毛が「休止期」に入っていた人などは、1~2週間で初期脱毛を終えることがあります。ちなみに、通常のヘアサイクルでは、髪が抜け落ちる「休止期」は3~4ヵ月あります。プロペシア服用後に「休止期」に入った人などは、初期脱毛の期間が3ヵ月に及ぶこともあります。

プロペシアで初期脱毛が起こった時の対応法

初期脱毛が長引けば、それだけ頭皮の状態も気になります。脱毛が収まらず不安になった時は、次の方法を試してみて下さい。

できること1.「まずは、諦めずに治療を続ける事が大切」


新しい髪が生えてくるまでの間は、不安になる事も多くなります。初期脱毛が原因で、プロペシアの服用をとめてしまったら、促されたヘアサイクルが元の状態に戻ってしまうので、まずはしっかり服用していくことが大切です。

できること2.「帽子を着用する」


初期脱毛の期間が長引き、見た目が気になった時は、帽子を着用すると良いでしょう。一時的ではありますが、薄毛部分の目隠しになります。

できること3.「薄毛が目立たない髪型にする」


初期脱毛の症状が気になる人の中には、髪の毛を短髪にして薄毛をカバーする人もいます。帽子などは目隠しするのに限界があります。残っている髪の毛を切ることに抵抗がなければ、髪型を変えてみるのも良いでしょう。

できること4.「生活習慣を見直してみる」


プロペシアの効果が現れても、生活習慣が乱れていては頭皮の状態は良くなりません。また、ストレスを溜め込むのもよくありません。このように、喫煙、飲酒、偏った食生活など、生活習慣の乱れは逆効果となります。もしそのような習慣があるのなら、改善しましょう。頭皮の血行が良くなり、栄養がきちんと届くようになれば、初期脱毛の症状が改善される場合もあります。

できること5.「専門医に相談する」


どうしても不安が拭えない時は、すぐ専門医に相談しアドバイスをもらいましょう。悩みが解決すれば、また前向きにAGA治療に取り組めます。

初期脱毛が起きても続けることが大切

初期脱毛という副作用が起きても、頭皮にとってはヘアサイクルが促されている証拠です。前向きに、治療に専念しましょう。それでも、初期脱毛が原因でストレスを感じた時は、ご紹介した対応方法を試してみてください。上手く気持ちを切り替えられたら、また前向きに治療に専念できます。
初期脱毛の後は、丈夫な新しい髪の毛が生えてきますので、頑張って治療を続けて下さい。