プロペシアのQ&AQ&A

 

プロペシアは年齢問わず使用することができますか?

 

プロペシアの服用には、年齢制限があります


プロペシアは、どんな年齢の方にでも処方される薬ではありません。

男性型脱毛の原因となるジヒドロテストステロンは、思春期の男性器の形成に、非常に重要な働きをするホルモンです。

薄毛は早ければ10代から始まりますが、そんな若い年齢の方がプロペシアを服用すると、男性器の成長が妨げられる可能性があります。

また、50代もしくは60代、それ以上の年齢になると薄毛が進行しているために、プロペシアの効果を期待できない場合があるようです。

このように、プロペシアを服用できる年齢は20歳以上であり、またその効果を期待できるのは50~60歳代までということができます。

男性型脱毛症の原因の多くはジヒドロテストステロンです

男性型脱毛症の原因は、男性ホルモンであるテストステロンが活性型であるジヒドロテストステロンへと変換され、これが毛乳頭細胞にある男性ホルモンレセプターに結合し、毛母細胞の細胞分裂を抑え込むことであるといわれています。

では、この活性型であるジヒドロテストステロンは、どのように作られているのでしょうか。

テストステロンをジヒドロテストステロンへと変換させるのには、5a-リダクターゼという還元酵素が必要です。

この5a-リダクターゼには1型と2型があります。

1型5a-リダクターゼは主に、側頭部と後頭部の皮脂腺から、また2型5a-リダクターゼは前立腺と、前頭部から頭頂部の毛乳頭に存在するようです。

これによってできるジヒドロテストステロンにも1型と2型がありますが、特に男性型脱毛症に関与しているのは、2型のジヒドロテストステロンであるといわれています。

ジヒドロテストステロンは思春期の成長には欠かせないものです


上記でも述べましたが、ジヒドロテストステロンは頭髪の成長を妨げる要因です。

1型5α-リダクターゼにより還元されたジヒドロテストステロンは、頭皮の皮脂分泌を活発にして皮膚呼吸を妨げ、これにより抜け毛を増やします。

2型5α-リダクターゼの影響を受けたジヒドロテストステロンでは、毛母細胞の分裂を抑制して新しく生える毛の成長をストップさせてしまいます。

これだけを見ていると、ジヒドロテストステロンは非常に悪玉のようにみえてきますが、実はジヒドロテストステロンはとても重要な役割を果たしているのです。

胎生期、特に男の赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいるときのことですが、妊娠初期には性器は男女の区別ができる状態にはありません。

ですが、妊娠週数が進むにつれ、男の子になっていく赤ちゃんでは女性器に特徴的な割れ目が癒合し、尿道が外陰部として前の方へ降りてきます。

この時期に前立腺も出来上がってきたり、精巣が下腹部のほうへと降りたりしてくるのですが、これに関係しているのがジヒドロテストステロンなのです。

また、ジヒドロテストステロンは陰茎や陰嚢、前立腺や精嚢などを発達させ、骨や筋の成長、体毛や髭などを発生させるとともに、男の子の変声期に関与するなど、第二次性徴を促す作用もあるといわれています。

こう考えると、ジヒドロテストステロンは、10代後半の思春期にはなくてはならないものであると考えられます。

年齢制限にはプロペシアの働きが関係しています

結論から申し上げると、プロペシアが処方されるのは20歳から40歳もしくは50歳までといわれています。

プロペシアは、テストステロンをジヒドロテストステロンへと変換する5a-リダクターゼの作用をブロックする作用を持っています。

これによって、ジヒドロテストステロンの生成量を減らすことが目的なのです。

先述のように、ジヒドロテストステロンは10代男性の思春期において、男性器や男性としての体つきの成長に大きく関わっています。

そのため、テストステロンをジヒドロテストステロンに変換する5a-リダクターゼの作用を10代でブロックしてしまうと、男性としての成長を阻害してしまう危険性が高いためです。

また、男性の薄毛は30代から始まるといわれています。

40歳もしくは50歳を過ぎると、薄毛や抜け毛はかなり進行している状態であり、プロペシアを服用したとしてもその効果に対する期待はあまり得られないといわれています。

これらの理由からプロペシアの処方には年齢制限が設けられているのです。

若い年齢の場合は、生活習慣の改善などの薄毛対策をとることになるでしょう。

(まとめ)プロペシアは年齢問わず使用することができますか?

1.プロペシアの服用には、年齢制限があります

プロペシアを服用できるのは、20歳以降の健康な男性のみです。

それ以上若い年齢の方では、プロペシアの服用によって男性器の成長が妨げられる恐れがあります。

また、50~60歳代以上になると、プロペシアへの期待は薄れるようです。

2.男性型脱毛症の原因の多くはジヒドロテストステロンです

ジヒドロテストステロンは、頭部の皮脂腺や毛乳頭、前立腺から分泌される還元酵素5α-リダクターゼがテストステロンを変換することにより生成されるといわれています。

特に、男性型脱毛に関与しているのは、2型のジヒドロテストステロンのようです。

3.ジヒドロテストステロンは思春期の成長には欠かせないものです

ジヒドロテストステロンは、思春期以降の男性の抜け毛に関与する悪玉ホルモンと考えられがちです。

しかし、お母さんのお腹の中にいる間では男性器をつくるために、また思春期以降では男性としての体の発達になくてはならないホルモンであるといえるようです。

4.年齢制限にはプロペシアの働きが関係しています

ジヒドロテストステロンは、男性としての成長に大きく関わるホルモンです。

第二次性徴期にある男性にプロペシアを処方すると、男性らしさが失われる危険性があるため、未成年の男性には処方されないようになっています。

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