プロペシアは血圧の薬と併用しても大丈夫?
プロペシアと血圧の薬を併用しても副作用の心配はありません
発毛には頭皮の血行が大きく影響しており、市販の育毛剤には、血流の促進効果を謳った商品が多く見られます。
そのためAGA改善薬のプロペシアが、同じく血液に関連した血圧の薬が併用できるのか、不安を感じる人もいるかもしれません。
AGA同様に男性特有の病気であるEDの治療薬に関しては、心機能を高める作用があるため、血圧の薬との併用は適しません。
そういった部分も、心配に繋がる理由の一つでしょう。
ですがプロペシアに関しては、また別の角度から改善を促すものであるため、これに限りません。
特有の有効成分によって、抜け毛のサイクルそのものを阻害して薄毛を改善する形となります。
そのため現在血圧の薬を飲んでおり、プロペシアとの併用が不安という人も、安心して使用することができます。
薄毛・抜け毛の仕組みについて
まず始めに、髪の生える仕組みからご紹介します。
髪の毛は、根元にある毛包という部分で作られます。
そしてこの毛包奥深くには毛球があり、ここから頭皮の毛細血管より運ばれてきた酸素や栄養素を吸収し、発毛へと役立てます。
そのため血液、血行は髪の生成に大きな役割を担っており、逆にスムーズな循環が妨げられることで、抜け毛、薄毛へと繋がっていきます。
スムーズな血流を阻害する主な原因には、生活バランスの乱れや、ストレス、また血管を収縮させる喫煙などがあります。
抜け毛症状を実感し始めたら、まずこれらの可能性を考えてみてください。
生活改善のみで解消できるケースも、実際に存在します。
また、頭皮が健康な状態であっても、髪は一定期間で抜け落ちます。
これには発毛サイクルが関係しており、約6年間を通し、休止期・成長期・退行期の3段階を経て自然に生え変わるためです。
AGAこと男性型脱毛症の場合には、このサイクルが約1年という早い期間で完了されてしまいます。
それにより、薄毛が目立つようになっていくのです。
そしてAGAに関しては、血流改善だけで解消できないことも少なくありません。
そのため、プロペシアなどの専門薬が効果的な存在となります。
プロペシアはどんな作用でAGA改善に働きかけるの?
髪の成長には、血液の流れが大きく関係しています。
そのため多くの育毛剤には、血行促進効果を期待できる成分が使われています。
その理由から、同じく血流の調整に作用する、血圧に関する薬を飲んでいる場合、併用が不安に感じられるかもしれません。
血液は、全身のあらゆる部位に栄養や酸素を運ぶ、重要な存在です。
重大な副作用にも繋がる可能性が懸念されます。
ですがプロペシアに関しては、また別の角度から改善を促すため、一概にそうした考えには当てはまりません。
AGAの主な原因物質は、DHTことジヒドロテストステロンです。
これが毛包の中にある、毛乳頭細胞の男性ホルモン受容体と結合することで、成長期の髪を強引に退行期や休止期へと移行させます。
それにより、健康な髪を維持することが難しくなり、薄毛に繋がっていくのです。
プロペシアには、このDHTの生成を促す5a-還元酵素を阻害する効果に期待できる、フィナステリドが有効成分として用いられています。
そのため、プロペシアは効果的なAGA改善薬として役立てられているのです。
プロペシアが血圧の薬とも併用できる理由
プロペシアに含まれるフィナステリドは、海外で自生する植物に含まれる自然由来の薬効成分を化学合成して作られたものです。
そしてこの成分は、前立腺肥大の薬における有効成分として、海外で約20年間にも及び活用されてきた実績があります。
そのため、薬の併用に関するデータも豊富に存在しています。
そんな中、血圧の薬と併用できないという情報は現在確認されていません。
それどころか、胃薬や風邪薬など、他のあらゆる薬に関しても、併用できない薬剤は指摘されていないのが現状です。
そのため血圧の薬を現在飲んでいる人が、新たにプロペシアの併用を考えたい場合や、もちろんその逆であっても、副作用の心配は必要ありません。
歴史あるデータが証明する安全性なので、安心しておいて問題ないでしょう。
医療に関する注意点としては、前立腺がんの検査を受ける場合が挙げられます。
前立腺がんの腫瘍マーカーである、PSA値を約半減させてしまうためです。
もしプロペシアを使用している人が前立腺がん検査を受ける場合には、あらかじめ医師と相談しておくようにしましょう。
(まとめ)プロペシアは血圧の薬と併用しても大丈夫?
プロペシアは発毛を促す薬であるため、血圧の薬との併用が不安に感じる人も少なくないかもしれません。
ですがプロペシアは、一般的な血行促進に作用する育毛剤等とは異なり、また別の角度から改善に働く薬です。
血圧の薬とも、安心して併用できます。
髪は根元にある毛包・毛球から血液によって運ばれてきた酸素や栄養素を吸収し、成長していきます。
そのため血行がスムーズでなければ、抜け毛・薄毛が起こりやすくなります。
また頭皮が健康であっても、発毛サイクルを経て一定期間で抜け落ちます。
多くの育毛剤には、血行促進に作用する成分が含まれています。
ですがプロペシアは、有効成分フィナステリドにより、血液ではなく発毛の仕組みそのものへ作用し、頭髪を健康な状態へと近づけます。
プロペシアは、医療の歴史から見ても高い安全性を感じられる、フィナステリドを有効成分としています。
血行に影響を与えるものでなく、また血圧薬以外との併用においても問題は指摘されていません。
そのため血圧の薬とも、安心して併用することができます。
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